2013年7月2日
東洋インキ(株)はこのほど、これまで販売してきた「ライスインキ」を100%カーボンオフセット(カーボンニュートラル)した。印刷インキのカーボンオフセット実施は、日本初の取り組み。
東洋インキのライスインキ「TOYO KING NEX NV100ライス」は、一般的な環境対応型オフセットインキ(植物油インキ)においても10〜30%使用されてきた石油系有機溶剤を一切含まず、再生植物油および米ぬか油のみをインキ溶剤として使用している。
このたび、ライスインキのカーボンフットプリントを定量化し、さらにライスインキの年間総CO2排出量の全量を、国内クレジットを用いてカーボンオフセットした。このライスインキを印刷に使用することで、印刷物の数%を占める印刷インキ由来のCO2排出量を実質ゼロにすることができ、印刷物のCO2排出量削減に大きく寄与する。