2011年4月13日
大日本スクリーン製造(株)のメディアアンドプレシジョンテクノロジーカンパニー(青木克彦社長)は、「カーボンフットプリント制度」(以下CFP制度)において、同社製品カタログへのCFPマーク使用許諾認証を取得した。
同社グループでは、早くから環境安全経営を推進し、2009年度からは同経営における3ヵ年計画「グリーンバリュー21」の取り組みを開始。製品の消費エネルギーの削減、生産・物流などにおけるCO2排出量の削減をはじめとした環境負荷の低減に努めるとともに、労働安全などを加えたマネジメント体制を構築し、大きな成果を挙げてきた。
これらの活動を展開する中で、同カンパニーは2011年3月上旬に経済産業省のCFP制度試行事業において、製品カタログの印刷物の認証を取得した。取得にあたっては、(株)写真化学(京都市中京区、石田敬輔社長)の協力のもと、同社が取得した中間財の認証結果を引用しながら、原材料の調達、生産、流通、使用・維持管理、廃棄・リサイクルにおけるCO2排出量を算出。最終財のCFP認証を取得した。
4月から同カンパニーの製品カタログにCFPマークを記載することでCO2排出量の「見える化」を図り、同制度の本格的な普及を喚起していく。