2011年2月23日
富士フイルムグラフィックシステムズ(株)(本社/東京都千代田区、以下FFGS)は2月14日、大阪市中央区のヴィアーレ大阪において、PAGE2011の速報を兼ねたFFGS i-Communication「印刷業界の環境対応セミナー」を開催。全国的な寒波のもとで近畿地方も多量の降雪に見舞われたものの多勢が聴講して環境対応への関心の高さを伺わせた。
講師には新潟県に本社を構え、積極的に環境対応に取り組んで実績を上げている総合印刷会社(株)三幸堂の角田太吉社長と統括部長の小山晃司氏、企画営業課の吉田課長を迎え、午後4時、FFGS大阪支社の榎本雅彦支社長が環境対応で業界貢献していく考えを示して挨拶。先駆的にCTPを導入した目的、その後同社が狙い(要望)とするものをFFGSと共同で検証・確認してきた経緯など、積極的な新技術対応によって環境効果を上げてきた実践例が紹介された。
同社がCTPを導入したのは11年前。現在、FFGSの完全無処理サーマルCTPプレートECO&FREE SYSTEM「ET-SH」及びECONEXシステム環境対応廃液削減装置「XR-2000」などの導入で確かな効果を発揮し、現在も積極的に環境対策を推進中である。