2010年12月8日
「紙製飲料容器カートカン」特集ページ
森を育む紙製飲料容器普及協議会(事務局/東京都台東区、堀雅寿会長、以下「もりかみ協議会」)は、環境学習用の無料教材「カートカン学習キット」を作成。子ども向けのデジタル教材開発を行う学校ネット(株)(東京都渋谷区、北村量太社長)運営の小中学生向けウェブサイト「あしたね」(http://www.ashitane.net/)を通じて提供を開始した。
「カートカン」とは、長期保存を可能とした高機能の紙製飲料容器。用紙の原材料として間伐材や端材などの森林資源を有効活用しており、日本の森林整備の推進や地球温暖化の防止に貢献する環境配慮型製品である。また、使用後は紙資源としてリサイクルすることができる点でも環境に優しい製品だ。
今回作成した「カートカン学習キット」は、最近店頭で見かけることが多くなった「カートカン」を起点として、小中学生が環境保護に対する学習を進めるというもの。具体的には、「あしたね」(2010年11月末時点の会員数は全国約1700学校17万人)内で公開される「紙製飲料容器カートカン」特集ページ(http://j.ashitane.net/features/cartcan/)を読みながら、各自が理解度を確認できる「ワークシート」を用いて環境学習を進める。特集ページは、小中学生向けに森や紙に関わる職業人の職業インタビュー記事や、森や紙、環境に関するクイズなどで構成されている。