2010年4月12日
東洋インキ製造(株)(佐久間国雄社長)は、省エネルギー型UVオフセットインキ「FlashDry(FD)LEDシリーズ」「FlashDry(FD)K-HSシリーズ」「FlashDry(FD)HSシリーズ」の3シリーズでエコマーク認定を取得した。
UVオフセットインキは、紫外線の光エネルギーによって硬化するが、今回エコマーク認定を取得した3シリーズは、インキのUV感度を高めることによって、いずれも従来比半分以下のエネルギーによる硬化乾燥を実現している。
さらにこれらシリーズは、昨今重要視されつつある「古紙リサイクル性」についても、その脱墨性(古紙の溶解時におけるパルプとインキ成分の分離性)においてエコマーク基準をクリアした。
同社では、省エネルギー型UVオフセットインキがエコマーク認定取得に至ったことで、「環境配慮を重視する印刷業界および印刷物を活用するマーケット全体に対して、さらなる貢献ができる」としている。