2017年10月31日
共立丁合ペラ入紙機
芳野マシナリー(株)(本社/埼玉県戸田市美女木2-27-25、岸英明社長)は、このほど共立機械製作所の事業を引き継いだ石坂機械サービス(石坂孝行代表)と提携し、丁合貼込機および丁合ペラ入紙機の生産販売を開始した。また、(株)佐藤機械製作所と提携し、いわゆる佐藤式ロータリー丁合機の生産販売も開始した。なお、芳野マシナリーは生産工場である山形のワイエム技研(株)と平成30年10月に合併を予定している。
従来、印刷物へのペラや頁物のはさみ込み(入紙)は通常の丁合機では処理できず、手作業に頼っていたのが実情。同社がこのほど取り扱いを開始した自動丁合・ペラ入紙機は、入紙機能を備えた自動丁合機として、はさみ込みと丁合を組み合わせて使用できる省エネ・省力化時代に適したマシン。簡単なセッティングにより、1回の入紙での2部仕上げや、4枚までの丁合作業のみもできるなど、多彩な機能を備えている。
また、丁合貼込機は厚み検査装置、デリバリ集積装置、密閉式糊箱装置などの機能を搭載。調整箇所が少なく、初期セッティングも短時間で完了する。クセ取りをせずにスムーズな丁合ができるように設計されており、1回貼、2回貼専用機として活用できる。