2017年10月2日
Japan Color 2011の基準に統一して運用の標準化を確立した
リコージャパン(株)は、商用印刷に関する一連のワークフロー(受注から編集、印刷、後加工、梱包、配送まで)をユーザーに体感してもらう「魅せる印刷工場」として昨年11月に開設した「RICOH Customer Experience Center TOKYO(CEC TOKYO)」が「Japan Color認証制度」の「デジタル印刷認証」を取得したと発表した。
「デジタル印刷認証」は、Japan Color2011を基本として、オフセット枚葉印刷に対するデジタル印刷の再現近似性(色再現)を実現できる運用能力について認証するもので、デジタル印刷機のメンテナンスと数値管理等によって、高品質の印刷物を安定的に作成できる運用能力について審査される。今回の審査では、CEC TOKYOで稼動する「RICOH Pro C9110」の運用に対し、審査が行われた。同社では、省力化/自動化をさらに推進する上で、カラーマネジメント(CMS)が課題の一つとなっていたが今回、Japan Color2011の基準に統一し、運用を標準化することで、より高品質で安定した販促物の提供が可能となった。