2017年9月25日
三菱重工印刷紙工機械(株)(本社/広島県三原市)は、三菱重工業の100%子会社である三菱重工メカトロシステムズ(株)(本社/兵庫県神戸市)および三菱重工マシナリーテクノロジー(株)(本社/広島県広島市)と統合し、10月1日付で新会社「三菱重工機械システム(株)」(本社/兵庫県神戸市)となる。
新会社ではこの統合により、グローバル競争に対応した十分な事業規模を確保し、財務的安定性や景気変動への耐性を高めるとともに、人材をはじめとする経営資源の有効活用を目指す。発足時の従業員は約2,000人。
三菱重工グループは、各種事業のポートフォリオ経営とグループシナジーの発揮による収益拡大に取り組んでおり、I&Iドメインは、事業強化策として中小規模事業の再編と統合を進めてきた。今回の統合もこの一環で、対象となる製品はいずれもライフサイクルが長く、景気の変動にも左右されやすいことから、新会社への集約により財務体質の安定につなげる考え。