2017年9月13日
富士ゼロックス三重(株)(宮崎博文社長)は、障がい者の能力を生かした配属を行うとともに、継続した就労に繋げていることなどが評価され、三重県および独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構三重支部が主催する「平成29年度障害者雇用優良事業所等表彰」において知事表彰を受賞した。
同社は、障がい者雇用を推進するため、次の3項目に注力した。
▽ハローワークや障がい者就業・生活支援センターを通じず、民間の人材派遣会社や職業紹介会社との連携・紹介により、職場紹介、面接・職場実習を経て採用を行う。
▽適時面談により、配属先の変更実施など本人の能力を生かす適性に応じた配属を行う。
▽就労支援者(三重障害者職業センター、伊勢志摩障害者就業・生活支援センター)による助言・指摘なども配慮した業務内容の検討を行う。
人材派遣・職業紹介会社との連携や障がいの適性や特性を適切に把握して配慮することで、障がい者法定雇用率2・0%の2倍以上である高い雇用率(4.76%)と、継続した就労に繋がっていることが高く評価された。