2017年6月23日
KODAK PROSPER 6000S カラーインクジェットプレス
イーストマン・コダック社は、米国のZumbiel Digital社に世界初の板紙包装向け「KODAK PROSPER 6000Sシンプレックス(片面)カラーインクジェット輪転機」を設置すると発表した。
Zumbiel Digital社は、国内最大の独立系紙器パッケージ印刷会社のひとつとして、食品、飲料、ヘルスケア市場の顧客に幅広いパッケージソリューションを提供している。今回同社は、さらなる生産能力とより優れたデジタル能力の必要性から、PROSPER 6000Sの導入を決定した。
PROSPER 6000Sプレスは、インライン打抜き機と7基のインラインフレキソタワーから成るZumbiel Digital社独自のハイブリッド構成で、プリコート、PMSカラーの塗布、裏面印刷、オーバープリントニスの塗布が可能。最大200m/分(656フィート/分)の速度で、B1用紙を600×900dpiの印刷品質で毎時1万2000枚印刷できる。204〜647mm(8〜25.5インチ)の印刷幅に対応し、150gsm〜380gsmのラベル、カートン、PEコート紙、その他の紙素材を扱うことができる。
なお同機は、間接接触における食品安全基準に準拠したコダックのナノ粒子顔料CMYKインクを使用している。