2017年2月21日
日本製紙(株)(馬城文雄社長)は、4月1日出荷分より印刷・情報用紙を値上げする。
対象品種は、印刷用紙全般(上質紙・上質コート紙・軽量コート紙・微塗工紙など)および情報用紙全般(フォーム用紙・ノーカーボン紙・感熱紙・PPC用紙など)。値上げ幅は、印刷用紙で15円/kg以上、情報用紙で10%以上となる。
値上げの理由について同社は、印刷・情報用紙の国内需要低迷と市況軟化、原燃料上昇を挙げ、「現行の価格水準は自助努力のみで再生産可能な収益を確保できるレベルを下回っており、製品価格の修正を実現する必要があると判断した」としている。