2017年2月9日
page2017初日に4社合同で記者発表
日本アグフア・ゲバルト(株)(松石浩行社長)は、コニカミノルタジャパン(株)、リコージャパン(株)、キヤノンマーケティングジャパン(株)のPODメーカー3社と、「フレッシュプリント」における協力体制を構築した。
(株)吉田印刷所(新潟県五泉市今泉、吉田和久社長)が提唱する「フレッシュプリント」とは、印刷物が情報の陳腐化によって無駄なく効果的に使われていない状況に対し、必要部数を小口分割印刷することによって、顧客側での印刷物の無駄を排除するというもの。この小口分割印刷においてデジタル印刷機とのシームレスな連携が必須であることから、PODメーカー3社が「フレッシュプリントコンソーシアム」の賛助会員となり、協力体制を構築した。
具体的には、アグフアのプリプレスワークフロー「アポジー」と各社POD機を連携させ、オフセット印刷用と同一のRIPデータを用いたカラーマネージメントを確立。オフセットとPODで同等の色再現を実現したことで、「フレッシュプリント」のさらなる普及・推進を図る考え。