2016年12月5日
PaperOneの始動スイッチを押す鍛治川常務
(株)共進ペイパー&パッケージ(本社/神戸市中央区、鍛治川清司社長)は12月1日、千葉市花見川区の関東工場に国内1号機として導入したイタリアSei社の紙器パッケージ向けレーザーダイカッター「PaperOne」の始動式を挙行した。
始動式の席上、挨拶に立った同社常務取締役でハコプレ事業部長の鍛治川和広氏は、「drupa2016でSei社のレーザーダイカッターを見て、技術的なものが予想以上に実用レベルに向上していることを感じ、木型の内製化よりもはるかに導入メリットがあると決断して導入を決めた」と導入経緯について説明した上で、「今回の導入により、パッケージ通販の『ハコプレサービス』がデジタル印刷機を活用したパッケージサービスをはじめ、トータル的なWEBサービスの中でも突出した存在になると信じている」と述べ、PaperOneの活用によるハコプレ事業のさらなる拡大に自信を示した。
このあと、PaperOneを同社に導入したコムネット(株)の五十嵐晃治社長が「PaperOneはパッケージ業界はもとより、印刷業界そのものにイノベーションを起こしていけるマシンであると確信している」と述べたあと、鍛治川常務取締役が始動ボタンのスイッチを押し、PaperOneが稼働を開始した。
なお、同社では来年からの本格稼働を予定している。