2016年11月17日
イーストマン・コダック社は、2016年度第3四半期(9月期)の決算が、運営面の改善により一般会計原則ベースで黒字を継続したと発表した。
一般会計原則ベースで純利益1,200万ドルを計上(前年同期は純損失2,100万ドル)。継続事業部門からの当期利益は、前年同期から2,800万ドル改善して2,200万ドルとなった。当期売上は、前年同期比11%減の3億8,000万ドル。
非継続事業部門に組み込まれているKodak Prosper事業については、今後も売却成立に注力。Prosper事業への投資は相当規模で継続しており、当期の消耗品・サービスの売上は前年同期比41%増となっている。
「前期から今期と2期連続の黒字になり、コダックは通年予測に向かって着実に歩みを進めている。成長事業その他の戦略的事業からの売上割合が増えており、これは利益の内容が確実に改善していることを示している」(ジェフ クラークCEO)