2016年11月1日
(株)SCREENホールディングスは、2017年4月1日(予定)を効力発生日として、同社100%出資の(株)SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズ(以下「分割会社」)のプリント基板関連機器事業(以下「PE事業」)の承継を目的とする、同社100%出資の分割準備会社(以下「承継会社」)を設立した。
同社は、2014年10月1日より持株会社体制に移行し、半導体機器、印刷・プリント基板関連機器、FPD機器などの3事業および製造支援・製造請負、シェアードサービスの2業務を分社化している。
さらに、2016年10月1日に会社分割を実施してソフトウエア関連事業および知的財産関連業務を分社した。これらは、持続的成長と中長期的な企業価値向上に向け、組織体制の効率化および責任と権限の明確化を図るためのものである。
このような考えの下、PE事業を取り巻く環境は、そのメインアプリケーションのパソコンからスマートフォンへの変化に伴い、装置の短納期化、仕様対応の柔軟性が受注獲得の条件となる傾向が年々高まっており、分割会社において標準製品を取り扱い、OEMビジネスが多い印刷関連機器事業とは一線を画すようになっているのを受け、電子デバイス業界により合致した事業体制を構築すべく、印刷関連機器事業と分割し、独立した会社を設立することとした。