2016年10月25日
日経印刷(株)(東京都千代田区、吉村和敏社長)は、用紙購買に関わる業務を(株)カミネット(東京都中央区、若林紀生社長)が提供する標準EDI(企業間電子データ交換)を利用することによる効率化に取り組み、年間2,000時間の業務時間削減を実現した。
日経印刷では、用紙購買に関する一連の間接業務の削減と効率化、そしてスピードアップを目的に標準EDI導入による取り組みに着手。2015年9月から紙卸商1社とトライアル運用を開始し、2016年8月現在、取引先は10社となり、件数ベースでは全取引の97%、金額ベースでも全取引の91%がEDI化されている。その結果、買掛照合の半自動化などの効果により、年間2,000時間もの業務時間削減を達成した。
現在、(公社)日本印刷技術協会(塚田司郎会長)とカミネットは、印刷業界と紙パルプ業界双方の業務効率化に寄与する標準EDIを両業界に幅広く普及させるため、標準化活動と啓発活動を行っている。なお、より詳細な情報は下記アドレスまで。
https://www.jagat.or.jp/paper_edi