2016年10月18日
(株)富士ゼロックス総合教育研究所(小串記代社長)は、女性活躍推進に向けた現状把握ツール「ダイバーシティサーベイ」を開発し、提供を開始した。
同サーベイは、富士ゼロックス(株)研究技術開発本部コミュニケーションデザインオフィスの「女性のワークスタイル」や「働く場」の研究・実践成果、東洋大学戸梶亜紀彦教授の社会心理学的アプローチからの調査設計、富士ゼロックス総合教育研究所の持つ分析力・解決策の展開力といったそれぞれの強みを生かして共同研究・開発されたもの。これまで提供されてきた女性人材活用に関する調査の多くは、女性従業員の意識面に焦点を当てていたが、同サーベイでは調査対象を男性も含めた全従業員に拡大し、多様な働き方実現に向けた状況把握と阻害要因を、組織の面からも分析。また、定量データだけでなく、定性データからの分析も加え、調査結果は同サーベイ実施企業全体スコアとの比較も可能で、本質的な課題把握に結び付けていく。