2016年8月29日
NPO法人 I.win内の作業場。利用者がiMacを使って丁寧に作業する
インターネット上で画像や写真の切り抜きをはじめ、トリミングやレタッチなど細かなリクエストにも応える代行サービスの提供を始めるExist Japan(株)(大分市)は、大分・別府市のNPO法人I.winと提携して、障害者の自立支援も実現するサービス「フォトキル」の提供を開始した。
8月25日からサービスの提供を開始した「フォトキル」は、ECサイトなどへ出店している中小企業をはじめ、印刷会社、出版社、オンラインショップを運営する個人事業主などを対象に、面倒で手間のかかる画像データの切り抜きやトリミング、レタッチなどをウェブサイト上から簡単かつリーズナブルな価格でオーダーできる代行サービス。多種多様な商品をはじめ、人物、風景を問わず細かな指定による切り抜きやトリミング、背景の加工、明るさの調整やリサイズといったレタッチなどをリーズナブルな価格で受注・納品する。
同社は今回、独自の取り組みとして、大分・別府市で福祉施設・福祉事業を展開しているNPO法人I.winと提携して、こうした画像データの加工作業を障害者とともに実施。障害者の自立支援に役立てていく。