2016年8月8日
ラクスル(株)(本社/東京都品川区、松本恭攝社長)は、(株)日本政策投資銀行、フィデリティ投信が運用する複数のファンド及び既存株主である(株)オプトホールディング、グローバル・ブレイン、GMO VenturePartners、Global Catalyst Partners Japanから、事業強化を目的に総額20億5,000万億円の資金調達を完了したと発表した。今回の資金調達を含め、エクイティでの累計資金調達額は約79億円となる。
ラクスルは、2015年2月に総額40億円の資金調達を実施し、従来の印刷のEコマース事業のさらなる拡張のための投資に加え、中小企業向け集客支援プラットフォームの構築、物流事業「ハコベル」のローンチ、シンガポールに子会社を設立して海外展開も行ってきた。同社によれば、売上成長率は過去3年間で50倍程度にのぼり、会員数も約30万にまで成長しているという。今回の資金調達により、中長期的な成長持続のための事業基盤、経営基盤を構築していく考え。