2016年7月27日
コニカミノルタジャパン(株)は、近畿日本ツーリスト(株)、(株)クラウン・パッケージ、(株)トモエの4社で「折り鶴の再生・循環プロジェクト」を開始する。
同プロジェクトは、広島市の平和記念公園に捧げられた折り鶴を、おりがみとして再生することで、人々の平和への思いを未来につなぐことをめざしている。
具体的には、平和記念公園の折り鶴をクラウン・パッケージとトモエの管理のもと、紙以外のものを取り除く作業を行ったあと、再生紙に加工。その再生紙をもとにコニカミノルタが断裁、印刷、加工を行い、折り鶴から再生おりがみを制作する。近畿日本ツーリストは、修学旅行で平和記念公園に訪れる予定の学校に平和学習の教材として、このおりがみを有償で提供する。子供たちによって折られた鶴は、再び平和記念公園に捧げられる。
なお、再生おりがみの売上の一部は、クラウン・パッケージを通して(公社)日本ユネスコ協会連盟に寄付される。