2016年6月22日
6月5日、drupa会場を訪れた松本社長は、ルドルフ・ミューラー会長の歓迎を受け、出展機のアレグロを視察した
(株)マツモト(福岡県北九州市、松本敬三郎社長)は、年内に予定する新工場の製本設備として、ミューラー・マルティニの「アレグロ」全自動無線綴じ機ラインを発注した。
日本有数の写真アルバムメーカーである同社は、2年前にミューラー・マルティニの全自動ハードカバーライン「ディアマントMC(モーションコントロール)」を導入し、主力の写真アルバム製本の効率化を実現。松本社長は、その経験からモーションコントロールの優位性を認識しており、デジタル印刷を含む新しい書籍生産工場に、世界初のモーションコントロールを全面採用した「アレグロ」を選択した。
「2年前に立ち上げたミューラー・マルティニのディアマントMCが小ロットの写真アルバム制作において、快調に稼働してくれており、その実績が今回の機種選択に大きく寄与している。印刷物の小ロット化、短納期化は顕著になってきており、印刷業界の構造変化に対応するためのコスト削減も急務、まさに今が未来に向けての決断の時期であるという強い思いがある」(松本社長)