2016年4月13日
イーストマン・コダック社が2015年度第4四半期および通期の決算を発表した。
2015年度通期の売上は、前年度の21億ドルから3億ドル(15%)減の18億ドル。営業活動EBITDAは、予測(1億ドル〜1億2,000万ドル)を上回る1億2,200万ドルを達成。純損失は前年度の1億1,800万ドルから4,300万ドルに改善し、一般会計原則ベースで7,500万ドルとなった。
主力製品ラインの実績は順調に推移。Sonoraプロセスフリープレートが50%増、Flexcel NXプレートが26%増で、ソフトウェア&ソリューションズ事業部の売上は報告ベースで4%増となり、為替インパクトを除いた実質ベースでは12%増加した。
2016年度の売上を15億ドル〜17億ドル、営業活動EBITDAを1億3,000万ドル〜1億5,000万ドルと予測。営業活動EBITDAの予測は、外国為替の影響の調整後、前年比12%〜29%の改善を見込んだもの。この予測は継続事業部門に基づくもので、売却を予定しているProsper事業と開発を中止するシルバーメタルメッシュ事業は除外している。