2016年2月8日
(株)SCREENホールディングスのグループ会社である(株)SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズが開発・販売するプリント基板用直接描画装置「Ledia5(レディア・ファイブ)」がこのほど、(一社)日本機械工業連合会主催の「第36回優秀省エネルギー機器表彰」において、「日本機械工業連合会会長賞」を受賞した。
「Ledia5」は、業界における水銀ランプへの規制が懸念される中、環境に配慮するため、従来の直接描画装置の光源に使用していた超高圧水銀ランプをUV-LEDに変更。光源の寿命を約8倍に延ばすことにより、光源の交換頻度と、交換部材の資源を大幅に削減。また、プリント基板1面(530×406ミリ)当たりの消費電力(CO2発生などの環境負荷)は、同社従来装置比56%減を実現。さらに、顧客ごとに仕様が異なるさまざまな感光材に対応するため、複数波長のUV-LEDを合成し、波長の出力レベルを自在に制御する技術を開発・搭載している。