2015年12月18日
宝印刷(株)(堆誠一郎社長)は、米国の大手ファイナンシャル・プリンターであるメリルコーポレーションとの間で業務提携契約を締結した。
これにより同社は、日本の上場企業が海外の資本市場を通じて資金調達をする際に必要となる英文目論見書の作成、米国に上場している日本の上場企業向けに提供するEDGARファイリングの代行、機密情報の共有を厳格に管理するためのツールであるバーチャル・データルーム(VDR)の提供を日本企業向けに開始する。
これらサービスを提供する体制が整ったことにより、和・英の目論見書の作成と日米での同時情報開示がシームレスで迅速となり、インサイダー情報の管理においても安全性が高まることが期待できる。さらに、M&Aやエクイティ・ファイナンス等の際に必要となる機密情報管理ツールを同社が提供することにより、インサイダー情報の共有からディール執行までのプロセスをセキュアでシームレスかつグローバルにサポートすることが可能となる。