2014年12月22日
キヤノンは、経済産業省の推進する「カーボンフットプリント(CFP)を活用したカーボン・オフセット制度」を利用し、同社がオフセットしたCO2排出量をユーザーが自己排出量として利用できる仕組みを複合機で初めて導入する。
対象製品は環境配慮型の再生複合機「Refreshedシリーズ」で同社では、このシリーズ全機種を製品ライフサイクル全体でカーボン・オフセットしている。地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)により国にCO2排出量の報告義務を持つ企業または地方公共団体は、同シリーズを導入することで想定される製品使用時のCO2排出量に相当するCO2を自己排出分のCO2削減量として国に報告できるようになる。
製品使用時のCO2排出量は、オフセット総量の5〜8割を占めており、今回の仕組みを利用することでユーザーは自社の環境活動として積極的に推進できるようになる。