2014年8月8日
ハイデルベルグ社(本社/ドイツ)は、戦略的な構造改革の一環として、ポストプレス製品の再編成を行うことを発表。同社は、ルートヴィヒスブルグ工場で製造している折り機以外の関連製品について製造を中止することを決定した。
ポストプレスパッケージ製品とソリューションについては、今後、新しい中国のOEMパートナーであるマスターワーク・マシネリー(株)に開発と製造を委託する予定で、製品の販売とサービスはハイデルベルグ社が行っていく。またポストプレスコマーシャルの分野では、既存の折り機と断裁機市場のみを継続。製造中止の製品で、すでに設置されている装置のメンテナンスサービスは、スイスのミューラーマルティニ社が担当する。
今回のポストプレス製品の再編成により、ハイデルベルグ社は年間で約3,000万ユーロの改善を予想している。