2014年5月20日
日本製紙連合会が発表した2014年4月の紙・板紙需給速報によると、印刷・情報用紙の国内出荷は前年同月比4.8%減で、4ヵ月ぶりの減少。荷動きは消費増税関連の一部積み残しがあったものの、商業印刷向けなどを中心に低調。また、輸出も9.4%減で、主力のアジア市場の軟調などもあり、塗工紙を中心に2ヵ月連続の減少となった。
紙・板紙の国内出荷は前年同月比3.0%減で、10ヵ月ぶりの減少。うち、紙は4.9%減で4ヵ月ぶりの減少。板紙は0.6%減でほとんど横ばいながらも10ヵ月ぶりの減少となった。