2014年4月22日
日本製紙連合会が発表した2014年3月の紙・板紙需給速報によると、印刷・情報用紙の国内出荷は前年同月比3.3%増で、3ヵ月連続の増加となった。消費増税関連を中心に荷動きは順調で、品種別には情報用紙がPPCを中心に2割弱増加した。一方、輸出は0.5%減で、ほとんど横ばいながらも主力の塗工紙を中心に前月の増加から減少に転じた。
紙・板紙の国内出荷は前年同月比5.4%増で、9ヵ月連続の増加。そのうち、紙は3.6%増で3ヵ月連続の増加。板紙は8.0%増で、9ヵ月連続の増加となった。