2013年4月22日
日本製紙連合会が発表した2013年3月の紙・板紙需給速報によると、紙・板紙の国内出荷は前年同月比1.3%減で、10ヵ月連続の減少。うち、紙は横ばい(431トン減)ながらも、板紙は3.2%減となった。
印刷・情報用紙の国内出荷は前年同月比2.9%増で、前年3月以来1年ぶりの増加となった。年度末需要により荷動きは商印向けを中心に堅調で、加えて輸入からの振替や価格修正に伴う前倒し需要も一部影響したと見られる。品種別では塗工紙が増加。輸出は19.1%増で、塗工紙を中心に3ヵ月連続の増加となった。