2013年3月6日
製紙メーカーが相次いで印刷用紙の値上げを発表している。5日に発表された日本製紙の値上げ表明を受け、6日には北越紀州製紙、三菱製紙が追随する形で値上げを発表。いずれも4月21日出荷分からの実施で、値上げ幅は15円/kg以上と横並び。対象品種は、上質紙・上質コート紙・軽量コート紙・微塗工紙など。
値上げの理由については、「需要の縮小や輸入紙の急増を背景とした市場価格の下落」「原燃料価格高騰に伴うさらなる収益悪化への懸念」などを挙げている。
今後、王子製紙や大王製紙の動向に注目が集まっている。