2012年11月22日
日本アグフア・ゲバルト(株)(松石浩行社長)は、好調な現像レスプレートの販売拡大に対応するため、営業・マーケティング・コンサルティング関連の人員を大幅に増員し、倍増させることを明らかにした。
日本国内では環境意識の高まりを背景に、現像不要のCTPプレートの販売が伸びている。同社では今後、この傾向が加速度的に拡大していくと予測し、現像レスCTPプレート「アズーラTS」への市場・顧客ニーズに対応するため、大幅な増員に踏み切る。
アズーラTSはケミカルフリープレート全体の中で90%以上のシェアに達しているという。とくに「検版ができる」という点がユーザーから評価され、順調に出荷量を増やしてきた。
さらに今春から「浅くて細かい先進の砂目構造から水が絞れ、速乾印刷が可能」という視点に大きな注目が集まり、半年足らずで10社以上の中堅・大手印刷会社が導入している。
今後同社では、アズーラTSによる速乾印刷技術を広め、販売拡大に対応するための大幅な増員を図り、柔軟なサービス体制を構築・強化していく。