2012年9月14日
林社長(中央)と吉村本部長(左)と山田室長
第11回印刷産業環境優良工場表彰(主催=(社)日本印刷産業連合会)において経済産業大臣賞を受賞した日経印刷(株)(本社/東京都千代田区、林吉男社長)は9月13日、同賞を受賞した同社・グラフィックガーデン(東京都板橋区)において記者会見を開催。会見には、林社長をはじめ生産本部・吉村和敏本部長、管理本部業改善支援室・山田一則室長が出席し、あらためて同社の環境配慮への取り組みになどについて報告した。
2008年8月に操業を開始したグラフィックガーデンは、「環境対応」、「セキュリティ体制の完備」、「すべての工程を集結したワンストップサービス生産拠点」の3点をコンセプトとして建設。特に環境対応については、ゼロエミッションを目指し、あらゆる廃棄物の分別を徹底。その結果、リサイクル率99.4%を達成。また節電対策についてもデマンドコントロール導入と合わせ全社的な節電活動を実施し、2010年比19%削減を実現している。さらに、これらの取り組み結果は、常に数値をして表示し、「見える化」することで全社員が情報共有できる体制を構築している。
林社長は「これらのハード面の整備に加え、全従業員が一丸となって『環境配慮』に取り組んだ実績が評価されたと思う」と述べている。