2012年8月29日
日本ヒューレット・パッカード(株)(小出伸一社長)は、環境に優しい水性インクの第2世代「HP Latexインク」による出力物が、リンテック(株)(大内昭彦社長)の取得している国土交通大臣の防火認定品として正式対応したことを発表した。
Latexインクは、VOC(揮発性有機化合物)が極めて少なく、無臭で環境に優しい水性インク。第2世代の「HP792インク」と「HP LX610インク」は、耐水性の向上に加え、色域の拡大と黒濃度の向上により、メリハリのある鮮やかなプリントを実現している。インク性能の進化と今回の防火認定への対応により、実用性と安全性を兼ね備えた新Latexインクは、壁紙やテキスタイル素材による屋内装飾から、防火認定が必須となっている屋外大型看板や建材まで、1台のプリンターで幅広い用途に活用できる。