2012年4月17日
(株)リコーは、100%子会社である東北リコー(株)の工場内に新型重合トナー「PxP-EQトナー」の生産設備を増設すると発表した。「PxP-EQトナー」は、カラーデジタル複合機やプロダクションプリントソリューションズ向けプリンターに搭載される新型重合トナーで、今後急速に需要が拡大すると見込まれている。同トナーの生産設備は、リコー沼津事業所にあるが今回、新たに東北リコーに生産設備を増設。増設の投資額は、約110億円。
東北リコーでは、重合トナーの第二の生産拠点として、2010年6月から5ラインが稼動しているが、今回は同工場建屋内に新たに3ラインが増設される。これにより年間約1,800トンの生産能力増強となり、リコー沼津事業所および東北リコーのトータルで年間約15,800トンに拡大し、今後の需要拡大に対応していく。
なお着工は2012年5月1日で、稼働は2013年6月を予定している。