2012年4月3日
新体制を発表する木下会長(中央)、江口社長(左)、月田副社長
佐川印刷(株)(本社/京都府向日市)は4月2日、江口宏氏を社長とする新体制を発表した。4月21日付で就任となる。
同社は本年度、売上1,000億円を突破。印刷業界全体が厳しい経営環境にある中、昨年4月のJTB印刷(株)のM&Aに続き、本年4月2日付で(株)JTB紙商事もM&Aするなど、グループ全体が成長路線で進んでいる。
また、昨年は本社隣接地に新工場を増設するなど、生産力と技術力をさらに向上させた。
会見の席上、木下宗昭会長は今回の新体制について、「営業畑で当社を牽引してきた江口副社長を新社長にすることにより、技術・品質はもとより、これまで以上に売上の拡大を目指したい」と説明。
江口新社長は、「現場の声を反映させ、技術・営業ともに、さらにプラスアルファの成長を目指したい。一般社員から役員まで、コミュニケーションを取りながら、風通しの良い、明るく元気で強い会社を目指したい」と新任決意を語った。
なお、副社長には月田豊二氏が就任。前社長の西田伸克氏は常勤顧問に就任する。