2012年2月20日
drupa2012では、新体制での出展参加を予定
マンローランド ジャパン(株)(本社/埼玉県戸田市、ケネス・ハンセン会長兼CEO)は2月17日に記者会見を開き、昨年11月25日に会社更正手続きを申請したマンローランドAG社が新たな資本投資を受け、新体制で事業を開始したことを発表した。
マンローランドAG社は、枚葉機事業会社「マンローランド・シートフェッド社」、輪転機事業会社「マンローランド・WEB社」の2つの組織に分かれ、それぞれの事業を開始していく。この構造改革に伴い、世界各国の販売会社については、輪転機事業会社傘下となる一部の販売子会社を除き、ほぼ全てが枚葉機事業会社傘下となり、輪転機事業も兼ねて業務を行っていく。なおマンローランド ジャパン社については、「マンローランド・シートフェッド社」の傘下となる。
枚葉機事業に資本投資を行ったのは、ラングレーPLC(イギリス)で重工業機械事業を展開し、食品パッケージ分野の事業にも注力している企業。また輪転機事業については、同じく重工業機械事業を展開するポセール社(ドイツ)が資本投資を行っている。
【ハンセン会長兼CEOコメント】
「業界内でさまざまな解釈がされたことで、ユーザーをはじめ多くの方に迷惑をかけた。しかし新たな投資家により、マンローランドは財政的にも業界内でトップクラスの企業として生まれ変わった。今後は、さらに優れた製品とサービスを顧客のニーズに沿ったかたちで提供していく」