2012年1月27日
日本製紙連合会が発表した紙・板紙内需試算報告によると、印刷・情報用紙の2012年の内需量予測は983万トンで、前年比1.0%減、約10万トンの減少。マイナス成長は6年連続となり、3年連続で1,000万トンを下回る見込み。
品種別にみると、非塗工印刷用紙0.6%減、塗工印刷用紙0.2%減、情報用紙は0.2%減と、いずれもマイナスの見込み。
その他の主要品種では、新聞用紙、衛生用紙は微増を予測したが、印刷・情報用紙とならんで包装用紙は構造的マイナス要因の定着等もあり微減、紙全体では1,652万トン、前年比0.5%減、約9万トンの減少を予測している。