2011年6月8日
フジ印刷(株)(大阪市東成区、新田貞敏社長)の自社デザインブランド「WarpStyle」が運営する「NewTypo.cog新タイポグラフィ認知デザイン研究所」は、6月24日から26日に開催される「日本デザイン学会第58回春季研究発表大会」で、実存する音響機器のマニュアルを認知科学的に検証・実験した成果を発表する。
同研究所は、50年以上にわたる同社の家電製品マニュアルの製作経験・ノウハウから、単に読みやすい文字ではなく、「わかりやすい文字、伝わりやすい文字とは何か?」を考え、認知科学に基づく文字と人間との関係性を研究している。
今回発表するのは、実在する製品のマニュアルを用いた検証・実験の成果。「マニュアルデザインにおける文書フォーマットの実証的評価」のタイトルで、わかりやすいマニュアル作成への糸口を公開する。