2016年12月21日
ガム出版(株)(東京都千代田区内神田3-22-7、設立 平成12年7月、資本金1,000万円)は12月20日、事業を停止し、破産申請を弁護士に一任した。
同社は、設立当初は企業のPR誌の製作を手がけていたが、平成15年頃からの韓流ブームを期に韓流雑誌「KBOOM」を発刊。ピークとなる平成23年12月期には、売上高約5億4,000万円をあげていた。しかし、日韓関係の悪化により韓流関連の雑誌、写真集などの売上が激減。発行誌の休刊を余儀なくされるなどにより、平成26年12月期の売上高は約1億7,000万円に落ち込んでいた。経営立て直しのため事務所移転など経費削減に努めたが、業績は改善せず、今回の措置となった。
なお、負債は現在調査中。
(東京商工リサーチ調べ)