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信用情報

芳林堂書店(東京)、太洋社自主廃業の影響で破産-負債20億円

2016年2月26日

 (株)芳林堂書店(東京都豊島区西池袋3-23-10、設立昭和23年3月、資本金2,000万円)は2月26日、東京地裁へ破産を申請し、同日破産開始決定を受けた。負債総額は債権者約180名に対して約20億円だが、今後さらに増加する可能性がある。
 同社は老舗の書店経営運営業者。高田馬場店など都心部や埼玉県内を中心に10店舗の書店を経営していた。平成4年8月期には売上高約70億円を上げていたが、平成26年8月期は売上高が約43億5,000万円まで減少し、従前の出店費用なども金融負債も膨らみ、資金繰りが悪化した。
 このような中、取引先の出版取次の(株)太洋社(東京都千代田区)が自主廃業に向けた準備に入ったことを突然発表。取次の変更を模索していたが、太洋社への未払い債務などの問題もあり難航し、2月初旬から新刊などが書店に入荷しない事態が発生して話題となっていた。
 なお、同社は数日前に商号を(株)S企画に変更(登記は未登記)、書店運営については(株)書泉(東京都千代田区)へ事業譲渡することで合意しているが、詳細日程については未定。
 2月26日現在、太洋社の自主廃業に向けた動きに関連した書店の休業や閉鎖は10店舗、倒産は1社となっている。
(東京商工リサーチ調べ)

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