2015年11月18日
(株)三幸堂(東京都足立区千住東2-23-3、設立昭和38年10月、資本金1,500万円)は11月4日までに事業を停止し、債務整理を弁護士に一任した。負債総額は約1億円が見込まれる。
シート紙やロール紙などの断裁加工販売を手掛けていた。印刷会社からの受注で伝票やカタログなどを加工し、ピーク時の平成18年9月期には売上高5億9,925万円をあげていた。
しかし、他社との競合などで単価の下落や販売数量が減少して減収が続き、26年9月期には売上高約1億2,000万円に落ち込んでいた。その間、セーフティネット保証制度を活用し金融機関から資金調達を行うほか、本社不動産の売却などでしのいできたが、減収に歯止めがかからず資金繰りが限界に達し、今回の措置となった。
(東京商工リサーチ調べ)