2015年8月5日
真栄洋紙(株)(東京都板橋区板橋3-34-12、設立昭和58年11月、資本金1,000万円)は7月31日、東京地裁へ破産を申請し、同日、破産開始決定を受けた。
同社は、紙や板紙の卸売を主体として事業を展開。印刷会社や出版社向けに販路を形成し、平成23年9月期は売上高5億8,666万円をあげていた。
しかし、以降は需要の減少や利益率の低い商材の販売見送りなどから平成26年9月期は売上高3億6,532万円にまで落ち込んだ。また、多額の有利子負債を抱え、資金状況も徐々に逼迫していった。その後も業況は改善せず、事業継続を断念し、今回の措置となった。
負債総額は、3億9,373万円(平成26年9月期決算時点)。
(東京商工リサーチ調べ)