2015年7月1日
(株)東洋書店(東京都新宿区矢来町97、設立昭和50年9月、資本金2,000万円、従業員6名)は事業を停止し、6月25日に事後処理を弁護士に一任した。
同社は、ロシア関連の専門書を中心としたユーラシア・ブックレットの扱いで有名な出版業者。ユーラシアから東南アジアまでの地域に関連する各種書籍を発行、大手出版取次業者を介して書店などに販売し、平成19年7月期には売上高約1億7,000万円をあげていた。
しかし、以降は需要の減少などで徐々に減収をたどり、平成25年7月期には売上高が1億円を割り込んで採算も悪化。今後も需要の回復の見込みが立たないとの判断で事業継続を断念、今回の措置となった。
なお、負債総額は現在調査中。
(東京商工リサーチ調べ)