2014年3月17日
(株)松田洋紙店(資本金1,000万円、京都府京都市左京区田中野神町20-12)は、2月25日に京都地裁へ自己破産を申請し、3月5日に京都地裁より破産手続き開始決定を受けた。
同社は1967年3月創業、1973年8月に設立。1974年2月に京都市左京区田中野神町6から現所に移転。洋紙卸を主体としてトナーカートリッジの販売などを行い、2005年7月期の年売上高は約1億5,800万円を計上していた。
しかし、単価面の厳しさなどから損益面は低調で、2010年3月からは洋紙卸部門を縮小して、紙の裁断、折り、装丁、製本など加工を主体として展開したが、2013年7月期の年売上高は約5,100万円に落ち込んだ。損益面では、若干の利益を確保したものの財務面は債務超過が続き厳しい運営となっていた。今期に入って、業績の悪化から、資金繰りにも行き詰まったことから、今年1月11日に事業を停止していた。
申立時の負債は約1億2,000万円。
(帝国データバンク調べ)