2014年1月10日
(株)キヨタ創研(資本金1,000万円、熊本県合志市栄3415-26栄工業団地内、登記面=熊本市西区池田1-27-23)は、1月6日までに事業を停止し、事後処理を弁護士ほか3名に一任、自己破産申請の準備に入った。
同社は1989年2月創業、1999年7月に法人改組した印刷業者。通信販売事業者向けのチラシや広告パンフレット、商業印刷においては伝票や封筒類などのほか、出版印刷、事務用紙、婚礼印刷を行っていた。また、2011年1月より「ゴボウ茶」の通信販売も行うなど、2012年6月期の年売上高は約1億6,700万円を計上していた。
しかし、その後は主業である印刷業の受注競合激化から受注は落ち込み、2012年6月に福岡営業所を新設したものの効率化から翌年閉鎖を余儀なくされた。また、2013年にはゴボウ茶の通信販売部門を譲渡するなど、業績回復の見通しが立たない中、収益面は悪化し2013年6月期の年売上高は1億円台前半に落ち込んでいた。金融負担も重荷となり、支えきれず今回の事態となった。
負債は2013年6月期時点で約1億5,000万円の見込み。
(帝国データバンク調べ)