2013年12月5日
中部日本化学(株)(資本金1,600万円、愛知県名古屋市守山区新守山2010、代表 鈴木正敏氏、従業員9名)は、12月1日に事業を停止し、近く名古屋地裁へ自己破産を申請する予定。
同社は、1962年10月創業、1964年6月法人改組したラミネート印刷加工業者。菓子など食品関係のパッケージ印刷を主体として、自動車部品封入材や雑貨包装印刷も手がけていた。
安定した販路を構築し、資材販売ほか事業領域が拡大した2013年6月期は年売上高約16億5,800万円をあげていた。今期に入ってからも積極的な営業展開に取り組んでいた矢先、資金面で支援していた取引業者の破綻によって11月末の決済が困難となる事態に陥ったため、連鎖する形で事業継続を断念、今回の事態となった。
負債は約4億円だが流動的。
なお、受任弁護士によれば、12月2日より新たなスポンサーのもと同社の事業を新会社で継承しているとしている。
(帝国データバンク調べ)