2013年10月17日
西村ペーパープラス(株)(資本金1,500万円、兵庫県神戸市中央区北長狭通7-3-3、代表 西村篤俊氏)は、10月2日に神戸地裁より破産手続き開始決定を受けた。
同社は、1992年3月に設立された洋紙卸業者。前身は1951年4月設立の(資)エヌ・エス<旧商号:(資)西村商店>で、同社の基盤を継承して近隣の印刷業者や官公庁に洋紙を納入するほか、大手スーパー向けの包装用品も扱い、2002年2月期には年売上高約6億1,000万円を計上していた。
しかし、大手スーパーの商社との提携による仕入先変更のあおりを受けたほか、印刷業者向けも受注が減少。単価も下落し2011年2月期の年売上高は約1億7,100万円に落ち込んでいた。その後も業況が改善しない中、2012年3月末には事業を停止していた。
負債は約1億3,000万円。
(帝国データバンク調べ)