2013年5月31日
(株)マッドハウス(資本金1,000万円、東京都中野区本町4-44-13、代表 吉浦信氏)は、5月27日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。
同社は1993年8月に設立され、その後休眠状態となっていたが、現代表が1995年3月に印刷業として事業を再開。各種出版物・販促物・イベントツール等のデザイン・制作を手がけ、代表の業界経験を活かして営業基盤を拡大、2007年4月期には年収入高約7億1,500万円を計上していた。
しかし、その後は印刷・出版業界を取り巻く環境悪化から業績は低迷。2012年4月期には年収入高約3億3,100万円にまで落ち込んだうえ、当期段階でも5期連続の赤字計上を余儀なくされていた。財務面も債務超過の状態が続く中、金融機関に対するリスケジュール要請などで繰り回していたが、ここにきて資金繰りは限界に達していた。
負債は債権者約75名に対し約2億9,400万円。
(帝国データバンク調べ)