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 JP2014情報・印刷産業展(主催/JP産業展協会、西井幾雄会長)が5月15日から17日までの3日間、大阪・南港のインテックス大阪5号館で開催される。テーマは「Where is the Partner」。出展規模は78社・246小間で前回とほぼ同規模となる。今回から19団体で構成する大阪印刷関連団体協議会が協力参加することで、幅広い印刷関連業界からの来場が期待される他、企業の社員と家族、印刷発注サイドからの来場を促す企画も盛り込まれており、3日間を通じて、印刷企業とそのクライアント、出展企業がともに問題解決手法を具体化する「巨大なイノベーション・ハブ」としての役割を目指す。

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JP2014情報・印刷産業展、「巨大なイノベーション・ハブ」としての役割目指す

5月15日から17日までの3日間、大阪・南港のインテックス大阪5号館で開催

 JP2014情報・印刷産業展(主催/JP産業展協会、西井幾雄会長)が5月15日から17日までの3日間、大阪・南港のインテックス大阪5号館で開催される。テーマは「Where is the Partner」。出展規模は78社・246小間で前回とほぼ同規模となる。今回から19団体で構成する大阪印刷関連団体協議会が協力参加することで、幅広い印刷関連業界からの来場が期待される他、企業の社員と家族、印刷発注サイドからの来場を促す企画も盛り込まれており、3日間を通じて、印刷企業とそのクライアント、出展企業がともに問題解決手法を具体化する「巨大なイノベーション・ハブ」としての役割を目指す。

JP2014ポスター
 38回目を迎えるJP展のテーマは、「Where is the Partner」。今回から19団体で構成する大阪印刷関連団体協議会が新たに協力参加することとなり、幅広い印刷関連業界からの来場が期待されている。

 会場構成は、従来の工程別区分では仕切れない横断的なソリューション時代を迎えていることから、今回のJP展では会場全体を「フクローが棲む街」と仮想し、オフセット・デジタル印刷機などの「生産管理市」、製本後加工を軸とする「付加価値区」、IT関連ソフトや市場拡大を促すソフト群を集めた「営業拡大町」、そして印刷と社会を結ぶ「彩りの村」の4街区で会場を構成。具体的ソリューションとしては、印刷生産に関わる新たな概念とソリューション、オフとデジタルプレスによるオンデマンド化における生産合理化の新たな考え方、デジタル化によるプレスとポストプレス間におけるデータ連携の現状課題と解決策、折り・製本加工における新たな付加価値装置、デジタルプレスにおける市場創出策、今後登場するデジタル印刷システムおよび技術などが挙げられる。

 また、4街区のなかでも、昨年9月に誕生した企画実行集団「仲間の駅」がプロデュースする「彩りの村」は、印刷をはじめ、発注側であるクライアントやIT関連から多くの人や企業が集い、意見交流を通してともに未来への道筋をつけるパートナーを探し出す場となる。9m四方の広場を中心に、その周りをAR関連企業が取り巻く形で構成。3日間を通じて、JP公認バーチャルキャラクター「赤色フクロー」が踊りながらマジックを行う3DARショーをはじめ、「ぬり絵AR」や市販各社のARアプリを体験できる「印刷の未来技術」コーナー、ARニーズとシーズのマッチング討論会などが企画されている。

 一方、JP展の開催趣旨に理解を示し、次世代に繋がる製品提供に責任を持つ企業を選定し、JP産業展協会が推奨する形で指名した企業による新企画セミナー「JP Recommend Seminar」も開催される。推奨されたセミナー企業は、リョービMHIグラフィックテクノロジー、正栄機械製作所、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ、小森コーポレーション、日本ヒューレット・パッカード、コニカミノルタビジネスソリューションズの6社。